虚ろぐ | 空疎雪渓

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ゼノブレイド2 24時間プレイ時でレビュー

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12/1に発売してから12/3中までに24時間程遊んだのでレビュー。今作の出来もゼノブレイドの新作だと言えるタイトルに仕上がってます。

 

※SSはそのうち追加します。

 

ゼノブレイド2の魅力

フィールド探索サイクル

前作・前々作もですけどフィールドの作り込みは手抜きを感じないですし今作も非常に素晴らしい出来。走り回って探索するのが非常に楽しい。

探索中に敵に絡まれたり後ろから殴りかかったりして戦闘開始。今作の戦闘は連携(コンボ)が複数用意されてるので上手く使えばどんどん強い敵も倒せるように。

敵を倒せばアイテムドロップ、たまにHQ装備なんかも拾う事があったり特殊効果持ち装備だとカスタマイズでニヤニヤ。

サブクエストも充実しているのでメインクエストがおざなりになってしまい24時間遊んでようやく3話をクリアした所、という感じです。

演出

イベントシーンは今作も良く出来ていて、カットづくりは初代ゼノブレイドを踏襲する形と思われます。

音楽も踏襲するような作りで耳が反応する事も。下村陽子さんが不参加だったのが気になってましたが、今作はコロニー9のような初期フィールドが存在せず、いきなりガウル平原に放り出されるので問題なかったかなと。

シナリオに関しては4話序盤なのでまだ未知数ですが、今のところ熱い展開が続きますし良い流れ。

あとはこれが全何話構成なのかが気になりますが気持ちの良い長さであればいいなーと。

 

良いか悪いか新要素

若干ノムリッシュ

戦闘は連携の種類が豊富で楽しいのですが、連携要素が全て◯◯コンボという名称なので理解するのに時間がかかりました。カタカナ語でなく漢字で説明してほしかったです。

  • ドライバーコンボ:前作における崩し。ブレイク→ダウン→ライジング→スマッシュの順でつなぐ事が可能。
  • ブレイドコンボ:必殺技による連携。必殺技使用後、指定された属性の必殺技をⅡ→Ⅲと繋げる。3連後に属性玉が発生。属性玉はゲージを使うチェインアタックに使う。
  • フュージョンコンボ:上記2つのコンボを同時に発生させたケース。戦闘画面にテキストが表示されればそれ。
レアブレイドはやっぱりちょっと…

前回の記事にも書いたとおりレアブレイド絡みは気になる所です。キャラクターデザインの統一感が無い事と、メインストーリーに関わらない事からキズナトーク程度しか絡みが無さそうというのが残念かも。

ゼノサーガではCHOCOさんのデザインを田中久仁彦さんがリデザインしてましたし、次回はもう少しまとまりのあるものを期待したい所。

 

とまあここまでは良かった所。以下はいつものモノリスです。

何故オミット

今作、ゼノブレイドの正当続編との事ですがゼノブレイドで良かった機能が一部オミットされています。具体的には

などのUX要素、この機能は残しておいて欲しかった!というものが除外されており外した理由が気になる所です。開発期間の都合なら許容するが不要と判断していたら問題かと。

毎度ですがUIどうにかなりませんか…

こちらも散々言われそうですがマップが見にくく、スキップトラベルも使いにくいので再設計したほうが良かったんじゃないかと思えます。

マップはフィールド移動中は全体を見る事が出来ず、スキップトラベルからマップを確認しようにも使うと現在地を基準とせず全世界から選択する仕様。また同フィールド内でもエリア複数に分かれている事で現在地もわからず、行きたい所が何処かわかりにくいのが辛い。

多層構造の弊害ですが、これを上手く作ったゲームが20年も前にありまして、ネオ桃山幕府のおどりって言うんですけど…

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多層構造をそのまま平面で表現してしまうとややこしいので、エリアを区切らずに階層とつながりくらいわかるようにすべきだったかと。

他にもキズナリングで選択しているサークルが左右どちら側か依ってLRの内外リング移動操作が逆になるという仕様があったり、アイテムソートが記録されなかったり、装備を性能順に並べる事が出来なかったり…

このようなUIの使いにくさは開発やデバッグからは上がって来ないのか気になる所です。初代ゼノブレイドはそんなに悪くなかったと思うんですが。

 

まとめ

良いところ:シナリオ熱いし楽しい

悪いところ:一部UIが使いにくい

点数をつけると★5の90点というところです。

間違いなく今年のRPGではベストテンに入るだろう作品ですし、Switch持っててRPGが好きなら是非遊んでみて欲しい所。

 

17/12/04 初稿