FF14 GCD中に挟む事が出来るアビリティの数について
印やレッターを使う時のGCDロスが気になったので記事。
ついでに下記記事で書いたウェイトを訂正。
GCDスキル(WS)とアビリティのウェイトについて
GCDスキルは約1.0秒の硬直、アビリティは約0.5秒の硬直がある。
※約をつけているのはFPSによって少々の誤差が出ると思われる為。
図にするとこんな感じ。
- GCD2.5秒(初期値)の時、GCD中にアビリティを3つ挟む事が出来る。
- GCD2.0秒の時は、GCD中にアビリティを2つ挟む事が出来る。
モンクや忍者でGCDを2.0秒近く迄高めると、間に入れる事が出来るアビリティが減るわけだが、忍者の場合は更に忍術という厄介なアビリティがある。
忍術とGCD
忍術は[使う印の数*0.5秒+術使用0.5秒]の時間を要する。
- 風遁・水遁の術の場合は、印(0.5+0.5+0.5)+術使用0.5=2.0秒
- 雷遁の術の場合は、印(0.5+0.5)+術使用0.5=1.5秒
- 風魔手裏剣の場合は、印(0.5)+術使用0.5=1.0秒
という具合。
忍者の場合、風遁の術を使用するだけでGCDが2.12秒~になってしまうので、ラグが一切無くても風魔手裏剣以外の忍術はすべてGCDに食い込む事になる。
パッチ2.45で毒塗りが物理攻撃限定になったが、雷遁の術より風魔手裏剣のほうが良いと言われるようになったのはこれも要因の1つ。
なお印を使った時にスキルアイコンがクルッと一回転するが、その時間が0.5秒になっている。
忍術だけでなく詩人のブラッドレッターのProcも同様。
風魔手裏剣vs雷遁の術
2分間に使う忍術は活殺を含めて7回程だが、その間に使うスキルは
- 風遁の術:2回
- 水遁の術:2回
- 他:3回
だと思われるので、残りの3回分をどうするかがポイント。
活殺分のみを雷遁に回すという事も考えられるので何パターンか比較。
風魔手裏剣 | 雷遁の術 |
---|---|
威力:240 毒塗りのダメージ1.2倍が乗る 斬耐性10%減少効果が乗る |
威力:360
魔神のレクイエム効果が乗る |
なおGCD2.0秒につき一番威力が低いWS、双刃旋1発分威力150を追加する。
2分間に使う忍術を基準にしているので、
2分間に使うWSの威力平均200(11200/56回)を参考に訂正。
※DoT分のダメージは省いた。
比較1:毒塗りのみのケース
風魔手裏剣 :288、288、432+GCD1.5秒(180)=1188
活殺のみ雷遁:288、288、540+GCD1.0秒(120)=1236
雷遁の術 :360、360、540+GCD0.0秒(000)=1260
毒塗りのみの場合は雷遁の術を使うほうが普通に強い。
比較2:毒塗り+斬耐性ダウンのケース
風魔手裏剣 :320、320、480+GCD1.5秒(200)=1320
活殺のみ雷遁:320、320、540+GCD1.0秒(133)=1313
雷遁の術 :360、360、540+GCD0.0秒(000)=1260
毒塗り+斬耐性ダウンの場合は手裏剣を使いGCDロスを減らすほうが強い。
比較3:更にレクイエムが乗っている時のケース
風魔手裏剣 :320、320、480+GCD1.5秒(200)=1320
活殺のみ雷遁:320、320、600+GCD1.0秒(133)=1340
レク時のみ雷遁:320、400、600+GCD0.5秒( 67)=1387
雷遁の術 :360、400、600+GCD0.0秒(000)=1360
※詩人1名の場合はレクイエムの持続時間は開幕でも60秒なので、通常1回と活殺1回のみを反映させた。
レクイエムが乗っている時は斬耐性ダウン気にせず雷遁の術を使うほうが強い。
結論
斬耐性が乗っていない時は雷遁の術を使う。
斬耐性ダウンが乗っている場合は、手裏剣を使うほうが強い。
レクイエムが乗っている時は雷遁の術が強い。
ブラッドレッターとGCD
むやみにレッターを連打しているとGCDを最大0.5秒無駄にしてしまうので注意が必要。
レッターがProcしWSのリキャストと同時に回復した場合は、WSを優先したほうがDPS的にはプラス。
次のProcは2.5秒後なのでWS使用後にレッターを使っても間に合う。
※ブラッドレッターがProcして使用可能になるまで0.5秒、DoTは3.0秒間隔なので次のProcまで2.5秒という計算になる。
そのためレッターが使える状態にあっても、0.5秒以内にWSが使える場合はWSを優先したほうが良い。
理解していても連打しているとレッターが暴発しちゃうので、どうにもならない事多いと思いますが…
以上
15/01/02 初稿 なんか荒い。
15/01/06 手裏剣の計算を実際のWSパターンの平均値に訂正した。