ロックマン11が2018年に発売されるとのことで、シリーズの流れをまとめてみました。
ロックマンからロックマンX4までは一本道なんですが、以降パラレルが発生したり開発側で事故が起こった感じが強いのでそこがキーになるのかなと。
とりあえず書きなぐってみましょう。
目次 ※時系列順です
- ロックマン(1~11)
- ロックマンX(1~4)
- ロックマンX5
- ロックマンX6
- ロックマンX7,8
- ロックマンゼロ(1~4)
- ロックマンZX
- ロックマンDASH(1~2)
- ロックマンDASH3
- 最後に
ロックマン(1~11)
ロックマンシリーズ初代タイトル。通称:無印。
ストーリーは200X年(ロックマン5からは20XX年)、Dr.ライトが作った6体のロボットが何故か暴走。お手伝いロボットだったロックは、平和を守る為Dr.ライトに依頼し改造してもらい、ロックマンとなり暴走したロボットと戦うという話。
暴走させたのはDr.ワイリーで以降の作品にも度々出てくる敵役(ラスボス)。ワイリーはライトの旧友・ライバルだったが、万年二位だったワイリーは常に一位を取るライトが嫌いになりマッドサイエンティスト化。しかし作品に登場するロボットのナンバリングは共通していたりするので今でも仲が良い可能性も無きにしもあらず。ツンデレか。
なお登場するロボットのナンバリングはロックマンがDRN*1.001、ヒロイン(妹)のロールはDRN.002、初代の6ボスはDRN.003~008、ロックマン2以降のボスはDWN*2.009から毎作8体ずつ、なお試作機ブルースはDRN.000。
ロックマンX(1~4)
無印は比較的可愛い設定でしたがXシリーズはSF度アップ。Dr.ライトが晩年に製作した悩み・考え・行動する事が出来るロボット、(ロックマン)エックスが主役。
ストーリーは21XX年、この時代のロボット・レプリロイドが暴走(イレギュラー化)したのでエックスとゼロが暴走するレプリロイドを処理していくという話。基本的な構造は無印と代わりはない。
ゲームの前日譚としてはー
- Dr.ライトが最後のロボット、DRN.X(エックス)を開発し封印。
- Dr.ケインが封印されていたエックスを発見・覚醒させる。その後エックスを構造解析する過程で完全人間思考型ロボットのレプリロイドが誕生。
- 初代レプリロイドのシグマがDr.ワイリーの遺作ゼロを発見し戦闘、その時ゼロが持っていたウイルス(ロボット破壊プログラム)に感染してしまう。
- シグマに感染したウイルスはシグマウイルスとして変異、他のレプリロイドにも感染していく。
- シグマは倒された後もウイルスとして存命しており、以降の作品に継続してラスボスとして登場。
という流れ。
なおエックスに関してはレプリロイド以前のロボットなのでウイルス感染しない。ゼロはシグマとの戦闘でウィルスが封印され、以降X5まで覚醒しません。
ロックマンX5
X4以降はDASHシリーズが作られていたが、予算の割に売れず赤字だったようで低予算で急遽世に出たX5。レプリロイドは幻想生物無しのルールだったが今作ではペガサスが登場したり、8ボスを倒さずともクリア可能等色々ルールがぶち壊された迷作。
Xシリーズを完結させDASHに繋がるような作りとなっているが、本作よりXシリーズはパラレルワールドに突入する。*3
分岐についてはー
- ゼロのウィルスが覚醒しエックスがゼロを倒すものの、エックスのダメージも大きくDrライトの手により復活するが記憶削除。部下に今後何をするか問われ、人とレプリロイドが幸せに暮らせる楽園【ヘブン】を作りたいと発言。→ロックマンDASHへ
- ゼロでシグマを倒すとシグマと相打ちになりゼロが死亡。
- エックスでシグマを倒してもゼロが死亡。
と、どのエンディングでもゼロは死亡、したかに見えたーー
ロックマンX6
しかしゼロは死亡していなかった!
X5が低予算のわりに売れてしまった為、1年後に発売することになった作品。完結させたものをリブートする事になった結果、X5のEDとは矛盾するシナリオとなった。またX6発売の5ヶ月後にはロックマンゼロが発売しており、それを宣伝する兼ね合いも合ったかのように思える。
今作もエンディングが3種類存在しー
- ゼロを復活させゼロでクリアすると、ゼロが100年の眠りにつく。→ロックマンゼロへ
- ゼロを復活させずにエックスでクリアすると、X5のED3に繋がる。
- ゼロを復活させエックスでクリアするとX7に繋がる。
今作ではロックマンDASHへつながるEDは存在しないものの、ロックマンゼロからDASHにつながる時系列が存在する。
ロックマンX7,8
ハードがPS2になりモデルが3D化した。
X6でゼロが復活した為、以降のXシリーズの詳細は割愛。
戦いに疑問を抱いたエックスは7序盤では使えない。代わりに新世代型レプリロイド、プロトタイプのアクセルが登場。新世代型は相手の姿も性能もコピーする特殊能力を持ってる様子。
ロックマンゼロ(1~4)
今作では21XX年から100年の眠りについたゼロが復活して主人公になります。つまり22XX年。
ストーリーは、ロックマンX時代の戦い(イレギュラー戦争)はエックスの手により終結し、人類は理想郷【ネオ・アルカディア】で平和に過ごしていた。しかしそれは政府が無実のレプリロイドを大量に処分している偽りの平和だった。元科学者のシエルはイレギュラー指定されたレプリロイドらとレジスタンスを結成し静かに暮らしていたが政府の魔の手が忍び寄る。追い詰められたシエルらは封印されたゼロを復活させる。
コレクションでプレイ済みだが毎作ボスが異なり内容が濃いのでこれまた割愛。
本シリーズで人類とレプリロイドの戦争は終結しZXに繋がる。
ロックマンZX
ロックマンゼロから繋がる時系列の続編。ロックマンゼロ(22XX年)の数百年後。
この時代は人間は身体を機械化し、レプリロイドには寿命が設定されることが定められ互いを区別しなくなっている。
残念ながら未プレイなのでシナリオはよく分かりませんが、ロックマンDASHにおける人類(デコイ)の原型になっています。
ロックマンDASH(1~2)
この記事なげぇよ…DASHの話が書きたいのに無印から話しないといけないの辛かったわ。
現時点ロックマンシリーズにおける最後の時代。Xシリーズ(21XX年)から数千年後と西暦でいうと4000年頃? この時代の地球で暮らす人類は全て機械(デコイ)であり、本当の人類は【ヘブン】にて遺伝子データのみの存在に。人々の記憶から過去の戦争は全て忘れ去られており、古代遺跡を探査発掘しつつ穏やかに暮らしている。
ストーリーは
- 1作目はカトルオックス島に不時着したロック・ヴォルナットとその一味による島の遺跡探査。
- 2作目は北方海域で起こった大いなる遺産をめぐる冒険。
なお本作は宮﨑駿の天空の城ラピュタの世界観に風の谷のナウシカのSF設定をぶち込んだようなオマージュ作品だからか、非常にワクテカする世界観とストーリーを持ち合わせている。
しかし開発費のわりに売れなかった。
売れなかった。
売れなかった。
といっても国内20万本くらいは売れてるので、最近の基準だとソコソコとなる。
でもおすすめなので是非遊んで欲しい。プレイ動画見るのもアリ。(ダイマ)
ロックマンDASH3
そして10年後、続編がユーザー参加型で作られそうになったが、ユーザーがあまり参加しなかった結果開発中止になってしまった。*4
ストーリーはヘブンから一人帰れないロックを、ヒロインのロールキャスケットとトロンボーンが一緒にロケット開発し助けにいく話だったようだが…
最後に
以降ロックマンシリーズは作られていなかったが、2018年ようやく無印の新作(11)が誕生する。
低予算でかつ一番人気の無印がコスパ最強なのは分かるんですが、DASHシリーズが他のシリーズより世界がしっかりしていたので今でもDASH3の開発中止が辛いです。
あの作品もタイミングが悪い次期に発表されており、稲船敬二が退職する直前に企画立ち上げ、翌年3月には東北の震災、そして当時は3DSがまだ売れていなかった時期。
ゲーム開発も金儲けのために行うものですし仕方がないのですが、完成していたらしい有料体験版の配布は行ってもらいたかったですね。データが残ってるなら今からでもシていただきたいものです。
以上、荒削り。
17/12/12 書きたくなったので。
18/05/30 この記事わりとアクセス多いのでもっと読みやすく改善する予定です。